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種目紹介 ボッチャ

ボッチャ(Boccia)とは、ボッチー(イタリア語・ボッチェ)から派生した障害者、脳性麻痺などにより、運動能力に障害がある競技者向けに考案された障害者スポーツです。

概   要 競技名「ボッチャ」は、元々イタリア語で”ボール”を意味する単語から来ている。
赤又は青の皮製ボールを投げ、白い的球〔まとだま→ジャックボール(目標球)〕にどれだけ近づけられるかを競う競技パラリンピックの公式種目となっている。
全世界で40カ国以上に普及 競技は ①個人、②ペア、③チ-ム3人1組で行い、男女の区別はない。
パラリンピックなどの国際大会ではBC1〜4のクラスに別れて行われ、これらに該当しない者のオープンクラス(車椅子と立位)も日本独自で設定されている。 ボッチャについては、そのルールが氷上で行われるカーリングと似ているところから、「地上のカーリング」、「床の上のカーリング」とも呼称されている

歴 史 元になったボッチーはヨーロッパが発祥とされ、ペタンクやローン・ボウリングから発展したとされるが、類似のゲームは世界各地に存在し、はっきりしない。
パラリンピックに於いては、1984年のニューヨーク/ストーク・マンデビル(エイルズベリー)大会に於いて公開競技として採り上げられ、1988年のソウル大会より正式競技として採用されてきている。
日本に取り入れられたのはレクリエーション的用途であり、養護学校教員であった古賀稔啓(前・日本ボッチャ協会理事長)がヨーロッパでの脳性麻痺患者の国際大会出席時に、ボッチャに出会い、授業に取り入れようと持ち帰ったのが最初と言われている。その後1997年に日本ボッチャ協会が設立され、国際ルールを紹介、全国的に広まっていくこととなった。2014年4月1日、一般社団法人 日本ユニバーサルボッチャ連盟が設立された。
日本代表チームは「火ノ玉JAPAN」の愛称で呼ばれ、2016年のリオデジャネイロパラリンピックで混合団体(BC1、2)は銀メダルを獲得している。

ルール
ゲームは、赤又は青(コイントスでどちらを選ぶか決める。赤ボールチームが先攻)の皮製ボールを投げ、ジャック(jack)と呼ばれる白い的球(まとだま)にどれだけ近づけられるかを競う。
長さ12.5m、幅6mのコートを用いてゲームの始めに的球を投げる。
的球は、コートにV字型に引かれたジャックボールラインを越えなければならない。
両サイドが交互に投球し、的球が コート内の有効エリアに収まるまで繰り返す。
続いて1巡目の投球は的球を投げた側の先行、次に相手側の順で的玉に向けてボールを転がす。
2巡目以降ボールが尽きるまでの投球は、的球に遠いボールを投げたサイドが、相手チームよりも近いボールを投げられるまで連続して投球を行う。
各ラウンドの終了、エンドの度に審判は的球と投げられたボールとの間の距離を測定し、そのエンドで負けた側の最も的球に近いボールよりもさらに的球に近いボールに各1点が与えられる。
ゲーム終了後に高得点を上げたチームないしは競技者が勝ちとなる。エンドの数及び各エンドで使用するボールの数は場合によって異なる。
個人対抗戦の場合、エンドは4、使用するボールは6である。ペア対抗戦では、エンドは4、使用するボールは各ペア6(1人当たり1エンドに3投)である。チーム対抗戦となると、エンドは6、ボールは1チーム6(1人当たり1エンドに2投)となる。

用 具 ボールの中は硬質の素材、表面は柔らかく少々つまめるほどで、あまり転がらず弾まない。
補助具 障害によりボールを直接投げることができなくても、ランプ(勾配具)やヘッドポインタなどの補助具を用いての競技参加も可能である。
それらが困難な場合であっても、意思伝達が可能であれば介助者による補助具や車椅子移動の補助は許されている、それにより狙いをつけての投球が可能であれば競技への参加ができる。
ただし、競技においては意思を伝えるのに時間制限が存在。脳性麻痺患者には言語障害が存在する場合があるものの、この時間制限は緩和されない。

四街道市レクリエーション協会