共に生きる、共にあそぶ

スカイクロス

スカイクロス
高齢化社会の到来です。いつでも、どこでも、だれでも、ゲ-ム感覚の面白さで、いっしょに楽しみながら体力づくりができるように、京都大学名誉教授 万井正人博士が、体力医学研究の実績を活かして、1997年(平成9年)に京都で作られたのがニュースポーツ・スカイクロスです。

コーンをいくつか立てコ-スをつくり、リングを少ない数、何回でコ-ンに入れられるか競う、わなげとゴルフのルールを組み合わせたゲ-ムです。空飛ぶ円盤のように40メートルも空中を滑走します。空を横切って飛ぶ美しい眺めはまた格別です。
スカイクロスの特徴
安 全・・・・・ソフトなリング
だれでも・・・高齢者・壮年・こども・障碍者・性別に関係なく
いつでも・・・季節や人数に関係なく
どこでも・・・安全な場所なら屋外(しぜんの中で)・屋内・[スカイクロス・ミニ]
用具 中央に輪投げ用の大きな穴が空いたリング状円盤(ディスク)1枚です。
1.リング(ディスク)
布製で直経30センチ、重さわずか50グラム弱のリング状ディスクです。そのうえに弾力性に富んでいるため、人に当たっても怪我をさせる心配はありません遠くまで飛ばそうとして、斜め上方向に投げると浮力がつき過ぎて失速します。
投げ方の秘訣は回転させながら水平に投げ出すことです。
3.スカイクロス・ミニ (室内用)
暑さ1cmのウレタンフォームの両面にチリメン生地を特殊糊で貼り付けたリングです。直径20cmと12cmの2種類があります。至近距離から投げて当たっても怪我したり物を壊したりする心配はありません。また、力いっぱい投げても数メートルしか飛ばないので、狭い室内や廊下でも全身運動として、安心して投げられます。
4.スコアカード
競技大会において「ペア」単位で使用できるように、競技者4名分迄のスコアが記録可能なスコアカードです。
6コース分の結果を記録できます。コースごとに点数の計算を行ってください。
5.ディスクの投げ方
リングの端をつまんで投げ出す瞬間に、スナップをきかせてリングを回転させながら投げます。
真っ直ぐ上手に投げるためには、手を離すときに、リングを水平にするのがコツです。50mくらいは飛びます。
左右に傾けて投げると、フックしたりスライスしたりしますから、巧くなるとコースに合わせて好きなように選ぶこともできます。

ユニークな規則
スカイクロスにはいろいろな遊び方があります。
なかでも代表的なものがソフトゴルフ(旧ノルナー)競技及びおっかけ(旧ノルゾー)競技の2種目です。

ソフトゴルフ競技規則

1. 通常は約10名~14名が1組となり、いくつかのコースを回ってスコアの少なさを競う。

2. 各自スタートラインからリング(ディスク)を目標のコーンに向って投げ、それぞれリング落下  地点まで 行って、更に第2投目を投げる。それをくり返しながら最後はリングをコーンに投げ入       れて(輪投げ)そのコースを終わる。
3. スタートラインから投げる順番は、直前のコースでのスコアが大きかった順とする。
4. 2投目からは、必ずコーン(目標)までの距離が遠い者から順に一人ずつ投げる。
5. 2投目以後に投げるときは、まずリングの後側に立ち、それ以上コーンに近づかないようにすること。
6. 次に投げる人より前方に出て、他の人が投げる行為を妨害してはならない。
7. 毎回自分の氏名と何投目かをコール(発声)してから投げる。これは各自のスコアの正確さを相互に確認し合うために必須のものとする。
8. 最終的に全コースのスコア合計が少ない人を勝者とする。
9. 輪投げ完了までに投げた回数から次に述べる規則によって修正した値をそのコースのスコアとする
10. 【ノルナーの規則 】
コースの途中において、何人かのリングが重なりあった場合、上になった人のスコアに1点 (ペナル ティとして1投分)を追加し、下になった人からはラッ キー点として1点を減らす。
これはスカイクロス特有のルールであって、重なり方と加点または減点の数例を図によって示す。

『 スコア修正の具体例 』
1. 目標のコーンから2m以内、または予め線で明示された範囲内に入ったときには、投げたリングが地上に落ちるまで、身体の一部を地面に着けたり足を上げたりするのはルール違反とする。
違反したときの罰点は 1点。
2. 木の枝などに引っかかった場合、目標コーンに近づかない近くの地点から続投する(罰点1)
ただし、道具を使わずに手で落とせる状況なら地上に落とし、その地点からさらに競技を続行できる(無罰)。
3. リ ングがコーンに支えられて斜めに立った形で止った場合は、地上に落ちる途中の状態と見なしリング上縁を指で押してコーンから遠ざかる方向に倒す。地上に 倒したときに誰かのリングに重なることがあっても、ノルナーの規則は適用されない。
ただし、その後で誰かが更にその上に重ねた場合は、当然ノルナーの規則 が適用される。
4. 投げたディスクが他の競技者の身体に触れて落ちた場合、止まった地点までを1投と数え、再投しない。
5. リングが重なっているかどうかの判定は、静止した状態を真上から見た平面図だけをもって行い、接触の有無は問わない。
6. あとから投げたリングが別のリングの下に潜って重なることもある。その場合においても、結果的に上か下かの関係だけで加点減点を実行する。
7. 競技の進行途中で、コーンの位置が意図的でなく自然に移動することがあっても、元の位置に戻さない
8. 重なって静止した時点で加点減点がきまり、その後何らかの理由で重なった状態が解消しても、点数の補正はそのままとする。
9. その他にもローカルルールを適宜定めることができる。
10. 上記のすべては個人戦の場合であるが、チームごとに競うこともできる   そのときのメンバーは4~5名で編成し、各チームとも上位4名のスコア合計をもってそのチームの最終スコアとする。
おっかけ競技規則
2~3名だけでも出来て、リングを投げる練習にもなる手軽な競技である。
1. まず誰かが(かりに「親」と呼んでおく)好きなところにリングを投げ、それを目標にして他の人(子)はリングを投げながら追いかける。
2. 「子」は3投目までに自分のリングを目標に重ねなければならない(部分的にでも可)。
3. 2投目までに重ねたら「子」の勝ち、3投目に重ねると両者引き分け、4投目以上になると「親」の勝ち「子」の負けとする。
4. 「親」が投げるのは1度だけ。子は必ず3回投げなければならない。
5. 実際には「子」全員が3回投げたところで勝敗は決まる、つぎは別の人が親となって競技を続行する。
6. 親を追いかける途中、子と子の間にはノルナーの規則が適用される。
7. 親に重ねたリングはその場で取り去り、重ならなかったリングをその場に置いたまま誰かが乗ってくるのを待てば1点獲得の可能性は残っている。
8. たとえば親に3回目に重ねることができても、その脇にある「子」に重なったとすれば、親とは引き分けであっても、重ねた相手の「子」には1点を与えなければならない。
9. 競技を始める前に全員に特定のカードやおはじき、ゴムバンド等を同数配っておいて、勝、負またはペナルティの度に1個(1点)ずつ相手の人に手渡すようにする。
10. この競技では次のような便利さが特長である。

1. スコアカードを使わなくてもよい。
2. 最後に所持するカードを比較するだけであるから、成績の集計が簡単である。
3. 毎回好きなところを選んで投げていくために、ソフトゴルフ競技のようにコースが空くのを待つ必要がなくて、時間と場所を効率的に無駄なく使うことができる。
4. あらかじめコーンを立てて準備したり、終わった後の回収作業などの手間も省ける。
5. 2人で散歩しながらでも行える手軽なゲームにもなる。

いろいろな楽しみ方
★ 輪なげーむ
コーンまで2mの距離から8枚のリングを投げ、入った回数を競います。
★ キャッチング
キャッチボールの要領でリングを投げ合います。一定時間に連続してキャッチした回数を競います。
★ おっかけ
1人が親となってできるだけ遠くに投げ、落下地点を目標とします。
他の人(子)は目標を目指して投げ継ぎ、何投目で相手のリングに追いつける(重ねられる)かを競います。
2投目までに重ねたら子の勝ち、3投目なら引き分け、4投目以上なら親の勝ちとします。
★ 遠投
ゴルフのドラコンの要領で、投げた距離を競います。
★ 的入れ
ゴルフのニアピンの要領で、10~20m離れたコーンに向かって投げ、どれだけ接近したかを競います。
改訂版よりルール抜粋5年ぶりに発行された改訂版は内容も盛りだくさんです。

■  種目名の変更
★従来の「ノルナー」⇒「ソフトゴルフ」
★従来の「ノルゾー」⇒「おっかけ」

■  「ソフトゴルフ」ルール改正点<競技規則の変更・追加>
★ リングを投げる順番
リングはリーダーの指示によって投げるのが原則。第1投目では直前コースのスコアの大きかった人から、第2投目以降は目標コーンより遠く離れた人からの順で投げる。
★ リングがコーンに支えられて斜めに止まった場合
リーダーはリングの接地点が変らないように、リングを横に寝かせる。この時寝かしたリングが別のリングに重なってもノルナーの規則は適用されない。 ただし、その後のプレーからは当然 ノルナーの規則が適用されていく。
★ リングの投げ方
投げる時に後足を上げるのは差し支えないが、上がった足を地面に下ろす時に、前足より前に踏み出してはならない。違反したらスコアに1点が加算される。
★ 距離の計測
リングとコーンの距離が目測で正しく判断できない時は、リーダーの判定に任せるか、メジャーなどを使ってコーンの先端からの距離を測る。
★ ミーティング
各コース終了後は、組(グループ)毎にミーティングを行い各人のスコアを確認し合う。
その後リーダーの指示で次のコースへ進む。
★ 一番乗りの特典
積極的なプレーを奨励するため、各コース毎に一番最初にリングをコーンに 投げ入れた人にだけ特別賞として、スコアーから1点を減らす。

ソフトゴルフ競技大会開催の要領

1.  大 要:
大会においては覇権を競うよりも親睦を第一に考えるべきである。企画するにあたっては、古い因習を守るだけでなく、新しいアイデアで「より一層楽しめる」ものにしてほしい。
2.  会 場 :
参加者の年齢や体力を考え、安全をまず第一に考えるべきであるが、できるだけ自然のままの地形をうまく利用したレイアウトにすることが好ましい。林の中や遊園地などを利用するのも大いに結構ではないか。
3.  コース :
コースの数は会場の広さにもよるが、最大10コースまでとする。各コースの長さは20~40mとし、途中を曲げたり障害物を設けるなどの変化をつけて、競技者の挑戦意欲を刺激する狙いがあってもよかろう。
4.  運 用 :
大会運営にあたっては、予め競技委員を委嘱して競技の進行やローカルルールの決定などを一任すればよいが、審判と記録をどうするかが一番重要な問題となる。
5.  審 判 :
競技の進行と判定を受け持つ審判係を別に設けることが困難なときも往々にしてある。
そのときには参加者の中から選ばれた1人のリーダーが審判も兼ねなが ら競技しなければならない。
審判にはリングを投げる人を順番に指名したり、重なったときの判定をしながら進行係をつとめる重責があるので、その人選には格 別の注意を要する。
6.  記 録 :
上記審判のときと同様に、自らも競技しながら記録係を兼ねなければならないときがある。
その場合には記録係自身も競技を楽しめるように、負担が過重にならないための配慮が必要となる。
その意味から1つの便法として次の方法を推奨したい。
1. 競技者3人ずつで「ペア」を組み、その内の1人に依頼して記録を任せる。(スコア係)
2. 各コースで投げ終わると、審判のリードで出来るだけ速やかに次のコースのスタート位置に移動して、毎回そこで必ず「ペア・ミーティング」をもつ。
3. 「ペアミーティング」で3人全員が確認しあいながら、カードの記入に協力する。
4. カードへの記入事項は、各自が投げた回数、乗った回数、および乗られた回数である。
5. 審判は全員の記入が終わるのを見届けてから、次のコースに向ってスタートを指示する。
6. 試合終了後に各人の最終スコアをペアの3人で確認し合い、全員合意した上でカードを所定の場所に提出する。
7. 上記規則に沿わないペアまたは個人は失格であり、競技参加者として認めない。
8. 通例では1コースあたりの標準的スコアは約3となる。

付記:
1. スコア係には予めスコアカードと記入例をしめして依頼しておくことが好ましいが、具体的記入方法などはスコア係に一任するものとする。
2. スコア係を決めてペア単位で記録する理由は、競技者の中には記録するのが困難であったり苦手な人もあるし、さらに、3人以上で話し合うことは記録の公正さをお互いにチェックできるチャンスともなるからである。  なお、「ペア」には単位の意味もあって、人数は3名を原則とするが、場合によっては2~4名の幅を持たせてもよい。
3. スコアカードの様式は自由であるが、協会で作成したカードを参考にされたい。
7.  審 査 :参加者全員の最終スコアの結果から成績順位が決まり、続いて成績発表と表彰が行われるのが通例である。
参加者が多人数になるほど順位をきめる作業は手間取るので、それを短時間に処理するための準備は主催者の側において十分にしておく必要がある。
8.  保 険 :競技中の不慮の事故については、救急処置と保険に対する手続きを忘れないようにしなければならない。

お問い合わせ先
日本スカイクロス協会 〒537-0012 大阪市東成区大今里3-12-23 3F
TEL.06-6971-9190  FAX.06-6981-7470 URL http://www.skycross.jp

■プレーに必要な用具代の目安/ 1セット(10人)¥10,000~¥12,000

万井 正人 名誉教授(まんい まさんど、1921年4月3日 – 2006年1月4日
万井正人先生は,2006年1月4日京都市内の自宅で心不全のため逝去された。
享年85歳。
先生は,昭和19年京都帝国大学医学部医学科を卒業,京都大学医学部副手,大阪医科大学,龍谷大学,皇学館大学の講師,助教授を経て,昭和38年京都大学教養部助教授,同43年教授に就任された。
昭和51年より京都大学体育指導センター所長を併任,同59年停年退官後,名誉教授の称号を受けられた。
本学退官後は,大阪産業大学教授,同大学保健管理センター所長,同大学理事を兼任,平成3年定年退職後も1年間同大学の要請により特任教員として教育と後進の育成に努めるとともに,研究活動を続けられた。
先生の研究分野は,専門は運動生理学。抗老化医学、作業能率や安全性、疲労の予防・回復などにかかわる研究を行う。疲労の判定と予防並びに回復,運動生理学において新しい研究分野を多数開拓した功績は誠に大である。
これら一連の功績により平成6年11月に勲三等瑞宝章を受けられた。
1997年には、誰でもどこでも簡単にでき高齢者から子どもまで楽しめるスポーツとして、スカイクロスを考案。

四街道市レクリエーション協会