共に生きる、共にあそぶ

レクリエーションとは

「共に生きる」社会、「共にあそぶ」文化をもとめて

日本におけるレクリエーション運動は、第二次大戦後長い歴史を持っています。
公益財団法人日本レクリエーション協会はレクリエーションという言葉の主旨(目的)を「人々の心を元気にすること」と定義しました。
レクリエーションのとらえ方は、言語や学説、運動の歴史、私たちの体験や経験、理解、によって多様です。
従来の考え方は、労働に対する元気回復のため余暇の活用でした60年代初頭のレジャーブーム・70年代の余暇開発ブ-ム・80年代のリゾート開発ブ-ムなど、レクリエーション=余暇=レジャーと考えられてきましたがいずれもレジャー産業の枠内に止まり経済問題を越えてはいませんでした。
やがて、バブルが弾け、世の中の価値観が180度転換し90年代に至り金銭よりも心のゆとりを求めレクリエーションの意義が自覚されるようになり、子どもから高齢者までの「生涯学習・生涯スポーツ」などに関心が集まり、少子高齢化社会も超高齢化社会へ移り変わりました。
戦後からの社会の変遷に対応しながら日本人の暮らしの中で、そのレクリエーションの存在意義を確立しようと模索を繰り返し、その過程の中でレクリエーションのとらえ方基本的考え方理念が次第に豊かにされてきました。
少子超高齢化社会のなかで、子どもの居場所づくり、高齢者の介護予防教室の活動は、時代の要請であり、人々の心の元気づくりをコミニュケ-ションとホスピタリティを基盤に、それぞれの現場やレクリエーション事業で、支援しています。

レクリエーションのとらえ方その理念

我が国におけるレクリエーションの歴史は、昭和18 年、東京オリンピックの推進団体として、「日本厚生協会」が設立されたことに始まる、とされています(「厚生」という文字が「レクリエーション」の訳語です)。昭和23 年、日本厚生協会の業務を引き継ぎ、日本レクリエーション協会が設立され、今日に至っています。レクリエーションという言葉は様々に説明されてきました。外来語であり適応する日本語がなかったことや観念的な言葉であり実態がつかみにくかったこともその背景になっています。
レクリエーションは、公益性が高く、国や地方の行政とのかかわりが強く、一般的に理解しやすく、統一性を取るように努めてきました。
そして、公益財団法人日本レクリエーション協会レクリエーションという言葉の主旨(目的)を「人々の心を元気にすること」定義しました。
また、ともすれば混同されてきた主旨(目的)と、それを実現するための手段である「レクリエーション活動」とをしっかり区分て用いることにしています。
こうした主旨(目的)の定義の背景には、心を元気づけることが今の社会全体の大きな課題になっているということがあります。 「人間の尊厳の確保や生活の質を考えるために必要で本質的なもの」で人々の心を重視する傾向が強くなっています。
私たちの周囲を見ても、障がいのある人や加齢にともなう疾患を持つ人など身体を元気にすることには限界のある人たちが多くいます。身体を元気にできなくても、仲間とともに身体を動かしながら、心豊かに生活したいと願う人は多いのです。すべての人が期待できるのは心を元気にすることであり、それを可能にすることにレクリエーションの使命があります。
レクリエーションという言葉の主旨(目的)を理解し、手段であるレクリエーション活動を有効に活用するためにまずは、理論を身にづけ、人々の心の元気づくりをコミニュケ-ションとホスピタリティを基盤に、それぞれの現場やレクリエーション事業で、支援してゆきます。
①レクリエーションとは人の生存権と自由および幸福追求に基礎を置いている基本的人権そのものです。
(レクリエーションとは人間らしい生活に欠かせない「楽しみ」を生み出すさまざまな営みを総称しています。)
②レクリエーションとは人間性の回復
(レクリエーションをあそびと関わらせその質的、文化的な向上をめざしています。)
③レクリエーションの価値とは生活そのものを高めるもの
(仕事やボランティアのような社会活動のなかでも、自由な時間だけでなく衣食住に関わる生活そのものこそレクリエーションを追求できる)
④レクリエーションの最終的な目的は個人の活動を伸ばす事にあり自己実現と個性の発揮となる事も重要な視点です。
(レクリエーションは人と人の関わりを豊かにする力を持つ点では集団的に行われる価値がある)
レクリエーション支援の基礎 (公益財団法人 日本レクリエーション協会)より抜粋
四街道市レクリエーション協会